目次
どうも!1年間休学していた木村です!
最近こんな記事を見つけました。↓
「就職急がない」休学、留年……増える寄り道人材に企業も「留年採用」「30歳まで新卒拡大」
休学している人が増えていて、それを容認する企業も増えているようですね!
多様性を促す、いい流れだなぁ。
なぜ僕が休学したのか理由を手短にお伝えすると、起業に専念したかったからです。
休学する前、自分は部活も勉強も起業も全て行っていて毎日忙殺されていました。
「このままでは全部中途半端になってしまう・・!」
そう思い、一番優先度の高かった起業に全てのエネルギーを捧げるため、僕の休学はスタートしました。
最近復学したのですが、
「実際、休学してみてどうだった?」
と友達から聞かれることが多いので、
休学を経験して実際どうだったか、休学のメリットデメリットをご紹介したいと思います!
それではいってみよう!(まずはメリットから)
自分と向き合う時間が増える
休学は留学やインターンなど自分のやりたいことに専念するために行う人が多いと思います。
もちろんそれも効果的です。
でも、個人的には何がやりたいか決まっていない人にも休学は効果的だと思います。
日頃、大学やサークルで何かとやることがあると、ふと立ち止まって
「自分ってどんな人間なんだろう?」
「何が向いてるんだろう?」
と考えることはなかなか難しいと思います。
でも休学をすると、嫌でも自分とはどんな人間なのかを考えさせられます。
普通なら1年で大学に慣れて、2年でサークルや部活を謳歌して、
そして気づいたら3年生。
就活。やばい。自己分析しなきゃ。。でも時間ない。。何がやりたいかわからない。。あぁぁ。
高校を卒業して、わずか2年ちょっとで、自分がやりたい仕事を見つけることが出来るでしょうか?
僕は大学2年生までサッカーばかりやっていたので、わかりませんでした。
実際に社会に出ることがどんなことなのかすらも、想像もつきませんでした。
焦って就職してもミスマッチが起こり両方にとってよくないと思います。
「働いてみなきゃわからない」
そういう意見も賛同できます。ただ、僕が言いたいのは
学生中に視野を広げたり、なんにでも使える時間を1年、手に入れることが選択肢の一つになっていい。ということです。
4年間で卒業しなきゃいけないなんてルール、誰が決めたんだ。
自分の人生は自分で決める。周りがどうとか関係ない。
今まで決められたレールだけを歩いてきて、その中で競ってきた人生から一歩抜け出してみるのはどうだろう?
自分の好きなことをなんでもしていい。
なんでもしていい1年間を、あなたならどう使う?
その1年間でやりたいことがあなたの本当にやりたいことかもしれません。
休学のメリット、それは自由に人生をデザインできる期間を経験し、自分と向き合う時間を作れること。
これからの時代、自分がどんなことが好きなのか、どのように生きていきたいのか、軸ができている人はブレずに進んでいけます。その軸作り、自分のコンパスを作るために休学は最高の方法だと思います。
いろんな人と繋がって視野が広がる
2つ目のメリットは人脈が増えること、そして視野が広まること。
筑波大学の体育専門学群という、茨城の片田舎でしかも体育会というせまーいコミュニティにいた僕は東京に出て、いろんな人と繋がってとても刺激を受けました。
「あ、自分が当たり前だと思っていた世界ってめちゃくちゃ狭かったんだな。。」
心からそう思いました。
特によかったのは8ヶ月間参加していたMakers Universityという次世代のイノベーターを育成する学校です。
全国から60人ほど個性豊かな大学生が集まり、それぞれの夢の実現に向かって仲間と協力しながら、メンターに教えてもらいながら学んでいく学校になります。

ここで出会った仲間は、今まで出会った大学生の中でも特に変わっていてトンガっていました笑
こんな夢を持つ人がいるんだ。
その夢に本気で向き合っている同世代がいるんだ。
この人たち、めちゃめちゃ面白い!!
そう思える仲間に出会えたことが休学して得た1番の財産です。
いろんな人に会っていく中で、
「この人のこの部分には共感するな」
「あの人の生き方、めっちゃかっこいい!」
など自分の心、感情が揺れ動く瞬間が出てきます。
その瞬間がとても大事です。それがあなたの個性であり、自分の進むべき方向を示してくれています。
自分と向き合って、いろんな人と話して、また自分のことをわかっていく。
そうして自分のやりたいことがより明確になっていくのだと思います。
だから休学中は自分のやりたいことをして、いろんな人と話して自分の心と向き合うことを特にオススメします!
もちろん在学中にもやれるに越したことはありませんが、休学中は特に集中できると思います。
ここからは実際に経験して辛かったこと、後悔したことをご紹介します。
タイムマネジメントがめっちゃ大変

一番最初の壁はこれでした。時間管理。
1限のチャイムがない。こんなに嬉しいことはない!と最初は思っていたのですが、休学が始まって見ると
「時間を管理するのってめっちゃ大変。。チャイムのおかげで生活リズムを保てていたんだな・・驚」
と実感しました←
何時に起きてもいいし、寝坊しても落単することはない。
まずは怠けたがる自分に打ち勝つことが必要でした。
自由があるということは、それだけ自分自身に責任がのし掛かるということです。
そしてその責任をコントロールできないのであれば、その自由はその人自身を潰してしまうんだなと思いました。
だから、休学をする前に自分を律せられるのか、ある程度覚悟が必要です。
自分の約束を自分で守る能力を身につけるには最高の環境ですが、これがなかなか大変でした。
この壁を乗り越えるコツとしては一緒に休学している友達をうまく使うこと。
朝は何時までに起きてラインする、そしてそれができなかったら罰ゲーム。などルールを決めることで僕はだんだん慣れていきました。
友達とうまく協力して時間管理の壁を乗り越えましょう!
そのほかのデメリットとしては
- 復学してから授業に知り合いがいなくて寂しい
- 体育の授業が寂しい
- 卒業が同期とできなくて寂しい
くらいです笑
まあ、寂しいですが、とても充実していた1年だったので全く悔いはないです。
むしろ休学に踏み切った自分を今は褒めてあげたいです。
もし今、やりたいことがあったり、どの道に進めばいいかモヤモヤしている人がいたら是非休学を選択肢の一つにいれてみてください!
既存のレールから離れて自分でやりたいことを決める期間は、間違いなく人生の糧になると思います。
最後にMakers Universityを運営しているEticさんの「戦略的休学のススメ」をご紹介して終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!