こんにちは!2ヶ月ぶりの更新です!←
この2ヶ月何をしていたかというと、、、
コーチングしてました!
きっかけは前回の、このブログ記事!
これを読んでくれた方から多くご連絡をいただき、1対1のコーチングをしていました。
ご連絡してくださった方々、本当にありがとうございましたm(_ _)m
書いてよかったなぁ。としみじみ。
今回はそんな連絡してくださった方の中で、
自分のやりたいことに1ヶ月で出会えた方の話を、ストーリー形式でお伝えしたいと思います!
その中に
- やりたいことを見つけるために必要なこと
- 自分らしく生きるために必要なこと
に関する知識も盛り込まれております!
それでは、始まり始まり・・
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突然メールが鳴った。

開いて見てみると、ブログを見た九州地方の大学生、K君からのメッセージだった。
「初めまして!木村さん。
価値観を見つける方法を読まさせていただいたものです。
その記事にとても共感しました。
自分もサッカーをやっており、もうすぐ引退を目の前にしているのですが、
まさに今、僕はやりたいことが見つからず悩んでいます。。
ぜひ木村さんのコーチングを受けたいです!
何卒よろしくお願いいたします!」
「おお!あのブログを見ただけで連絡をくれるなんて、行動力があるなぁ。」
そう、思いながらもちろんオッケーの返事を打った。
それから、僕とK君のコーチングセッションは始まった。
距離が離れていたのでオンラインでビデオ通話しながらのコーチングだ。
やりたいことがわからなくなる人の特徴
K君と話を始めて10分も経たないうちに、僕はあることを感じた。
「めっちゃ自分と似ている・・!」
どういう点かというと
- いつも何か頑張っていないと自分に価値がないと思ってしまう所
- 他人と比べて落ち込んだり、焦ったりと感情の起伏が激しい所
- できていないことや足りないことに目がいってしまっている所
K君の口からは
「やりたいことを早く見つけて動き出さないといけないんです」
「目標を見つけなければ」
と、「〜しなければならない」といった言葉が多く出てきた。
実は、やりたいことがわからないと相談をくれる人の多くは
K君のように「〜しなければ」という思い込みがたくさんある人が多い。
昔の僕もそうだった。
「努力しないと認められない」
「休まずに仕事をしなければならない」
「他人よりも頑張らなければならない」
そんな思い込みのせいで僕は、いつも何かに追われていたし、
余裕を持って「今」を楽しむことができていなかった。
頑張っていない人を見て、「ダメだなぁ」と蔑んでしまうこともあった。
そんな自分をどんどん嫌いになり、「自分はダメだ」と自己否定を繰り返す。
そんなサイクルから抜け出せない最悪な状況だった。
そんな状態をK君の話から思い出した僕は、
自分がその状態から抜け出せたとある方法を紹介し始めた。
「K君、僕もそのような状況だったので気持ちがよくわかります。
今K君がやりたいことがわからない理由は、その思い込みが原因かもしれません。
なので、やりたいことを見つける自己分析ワークの前に、思い込みを外すワークから始めてみませんか?」
最初は「??」とクエスチョンマークが浮かんでいたK君だったが、
「木村さんがそう言うなら。。」
と、素直にワークに取り組んでくれた。
自分の中にある「思い込み」に気づく
実は、自分のやりたいことを見つけるためには
好きなことをリストアップすることよりも前に、
自分の中にどんな「〜すべき」という考えがあるのかを理解することが近道なのだ。
「〜したい!」という自分の欲求や感情を隠しているのは「~すべき」という思い込みであることが多いからだ。
なので、まずは自分の中にどんな「~すべき」という思い込みがあるかを認識することが第一歩なのである。
実際に行ったワークの一部をご紹介すると、
以下の4つの質問に答えてもらうことをする。
- あなたが普段の生活のなかで「〜しなければ」と思っていることはありますか?
-
ちょっとしたストレスやプレッシャーがかかる時、どんな「〜でなければいけない」という思いが出てきますか?
-
不安や心配を感じる時どんな「〜でなければいけない」と言う思いがでてきますか?
- 両親や先生から教わったことで「〜でなければないけない」と思っていることはありますか?
これらの質問に対して、思いつくだけ思い込みを書いていく。
最初は「そんなに思い込みないと思うんですけどねぇ」と言っていたK君だったが、
ワークを終えて、ノートのページに埋め尽くされた
30個ほどの思い込みを見て驚愕していた。
「こんなに思い込みがあったなんて・・」
この思い込みを一人で見つけることは中々難しい。
自分の中の思い込みは無意識に刷り込まれているので、1人で行う質問だけでは炙り出せないことが多いのだ。
だから、コーチと対話をしながら炙り出していくのが一番効率的だ。
次に「思い込みを外す方法」について説明した。
「思い込みを書き出したら、その思い込みに対して例外を見つけてみましょう。
例えば「頑張っていないと価値がない」という思い込みに対して「本当に?」と疑問をぶつけます。
そして「毎日頑張っていなくても周りから愛されているOOさんがいるよ?」とその思い込みに例外をぶつけてやるんです。
そうするとその思い込みが「ホンマや・・絶対のルールかと思ってたけどそうじゃないやん」と、ぐらつき始めるんです。
そうすることで自分の思い込みが外れるようになっていきますよ。」
「なるほどぉ!やってみます!」
こうして、第一回のコーチングセッションは終わった。
その後、自己肯定感を高める方法や価値観を見つける自己分析を、3週間取り組んでもらった。
セッションを重ねるごとに、K君の悩みが徐々に晴れていっているのが手に取るようにわかった。
コーチングを受ける前のK君は「〜しなければ」という言葉を多く使っていたが、
終わった時には「〜したい」という「Want」の言葉が多く出るようになっていた。
最後のセッションでK君が言っていた言葉が印象的だった。
「木村さん、僕は最初「やりたいことを見つける」ためには自己分析をひたすらやればいいと思ってたんです。
だから最初に思い込みを外すワークとか、自己肯定感を高めるワークとか、あんまやりたくないなぁと思ってました。笑
でも、やってみたらそこが本当に大事なことで、自分自身が「やりたいこと」をブロックしていたんだなぁということに気づけました。
本当にありがとうございました!」
キラキラした目で話すK君の姿を見て
僕はとても嬉しくなった。そして、最後に伝えたいことを話した。
「それは良かったです!これからの活動も応援していますね!
最後になりますが、
このセッションを通して一番伝えたかったことは、自分の本当の心の声を聞けているか?ということです。
これからKさんが行動していくと、またモヤモヤしたり、これまで発見できなかった思い込みにも出会うと思います。
そんな時も、今回得た知識を活かして、
いつでも本当の心の声を聞き、自分を大切に、ありのままの自分を認めて、進んでいってください。
またいつでも相談に乗りますし、ずっと応援しています。
コーチングセッションを受けてくれて本当にありがとうございました!」
こうして、1ヶ月間のK君とのコーチングが終了した。
自分とのセッションで喜んでくれる人を見ると、とてもやりがいを感じるし、コーチングをしていると自分にも新しい気づきがある。
そして、改めて感じたことは「1ヶ月でも人は変われる」ということだ。
例外なく、誰でも。
今回勇気を持って連絡してくれたK君に感謝したいし、これからもそんな人を応援していけるようなコーチであろうと
心に決めたセッションだった。
まとめ
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
今回のストーリーは、コーチングを受けて実際に「自分のやりたいこと」を見つけて変わっていった方のリアルエピソードです。
最後にまとめとして、
やりたいことを見つける流れをご紹介します。
- 自分の思い込みに気づく
- 自分の思い込みを含めて「ありのままの自分だ」と認める(自己受容)
- 価値観に気づく(自己分析)
- 目標を設定し行動する
やりたいことを見つける作業は、本当の自分を知る作業でもあります。
僕はこの作業を休学中にじっくり時間をとって向き合えたので、自分のことがよくわかるようになったし、
やりたいこともわかるようになりました。
そして、少しずつですが、「自分らしく生きられている」という実感も持てるようになりました。
もし今、過去の自分のようにモヤモヤしている人がいたら、
是非この思い込みのワークを試してみてほしいし、
1人では難しい!という方は是非ご連絡ください^^
一人でも多くの人が自分らしく生きられるようになるために、これからもいろんな記事を書いていこうと思います!
次は自己肯定感を高める方法について書いていこうと思います!お楽しみに!
P.S.
※コーチングセッションは10月はありがたいことに埋まってしまったので11月以降になります。ご了承ください。
初回は無料お試しコーチングを行っているのでお気軽に連絡してください!